銀閣寺の座禅会


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先ずは、
京都入り初日の夜の座禅会『銀閣寺の座禅会』です。



京都の旅は「予習」と「予約」、そして京の文字をちょっと「外す」という事を学習した私は、昨年暮れから色々と「京の文字」の付くものを物色。
読書モードも重なって、かなりの雑誌や京関係の本を読みあさる...
早々に予約を入れて
座禅会..なるものに初体験。
まともに正座すら出来ない「しつけの全くなってない自分」の事をかなり心配しながらの参加ではあったのだが....


銀閣寺からの座禅会の受付完了の往葉書を持って18時半少し前に総門前へ向かう、同じく座禅会へ参加する人達だろうか...早足で向かう人達、一人で来ている人もいる.. 。
銀閣寺門の前には係の方が既に待っていてくれて、中へ...,場慣れた人の後を追いかけ、本堂入口へ、研き抜かれた板の間には衝立てがあり、その前には椿の立花(と書いてしまっていいのか悩んでしまうが、その昔、池坊を習っていたときのまさに立花のその姿だったのだ)が迎えてくれる。
やはり研き抜かれた廊下を通り、そこは銀沙灘と向月台の真正面の位置で多分本堂だと思う。
記憶が定かではないのだが、
向月台に向かって左右に床の間のついた和室があり、その和室を開け放っての座禅会となるようだ。
此処では、常連さん達が和やかな雰囲気で会話し初心者の人に座禅の仕方や、流れの様なものを教えてくれていた。
最後に部屋に入ってしまう事になってしまった私たちは、キョッロキョロと向かいの人達の会話を聞きながら、見よう見まねで座禅らしき形に足を組む....。そして...暫し....

この辺りから廻りの空気は少しづつ座禅モードに切り替わり、参加者は静かに瞑想し始める...
確か銅鑼の様な音がして...

僧侶が入って来て、空気は「凛」と一瞬にして変わる。

此処からは記憶が定かではない

僧侶...お坊さんが座禅会を始める旨を伝える。
般若心経を全員で唱える事 確か二回?(私たちは初めてなのでそんな事になるとも知らず、ただただ黙って座禅を組むのみ)そしてお坊さんが拍子木(と書いていいのかどうかも分からないがまさにそのようなもの)を鳴らす、すると部屋の灯りが消える。真っ暗ではないのだか、その光源がどこから?そして何なのか?は分からない。
兎に角、半暗闇のような空間に拍子木の音一つで変わってしまう。
一瞬の出来事でかなり動揺するのだが、兎に角「座禅会」という事でバリバリの緊張感が全身にみなぎるというか、さっきの般若心経の時から緊張しっぱなしなのだが、
ここは座禅会、頭の中で邪念を無くせとか「無」になるのだ...とか思ってしまう。
半暗闇、半眼、座禅...兎に角
『無』になるのだ、と考えているうちはダメだなとか..をかなり短い無限の時間の間に考え腹をくくる
お坊さんがスックと立ち上がり、そしてあの柄の長い木製のものを両手で持ち上げ、そして床の間の方を向いて持ち上げたまま一礼、そして向きを変え参加者の方に向かってビリビリと空気に電気が走って、本当にいよいよです。半暗闇の中座禅を組んで、半眼になり鼻先を通ってそのまま畳へ視線を落とす...との事です。

不思議な体験です。

大勢でいるのに一人でいる感じ、暗闇の中で眠ってしまっているような感じすらするのに、坊さんの足先の動きが見える。呼吸しているのかしていない無いのか、分からなくなり、頭の中の酸素が欠乏しそうなのに未だ頑張れる....時間が過ぎているような止まっているような、揺れてるようないないような...
お坊さんの気配...ググット緊張しそうになる。「なにくそ、平常心だ」と自分に言い聞かせる。
お坊さんの気配に負けない様に自分の存在の消し去ってやる...この暗闇に同化するんだ「無」って事はそう言う事だ...とか..とか...
を、何処か遠くで意識しながら...それでも座禅をひたすら組む....

拍子木の音が「カーーーーーン」として
座禅...終了。

始まってから約25分が過ぎていた。
これをもう一度してこの日の座禅会は終了.....



不思議だな、座禅のときは全く足は痺れなかった。二度目の座禅が終わった時組んだいた足を解いて、痺れていた事に気が付いた。


写真は座禅会が終わって中門から総門へ向かう生け銀閣寺垣と呼ばれる生け垣、暗闇の中に椿の赤が所々顔を出してた

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by tutino-oto | 2010-03-13 18:25 | 旅とか.. | Trackback | Comments(0)
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