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いづ重さん...idujyuu


チェックイン3時を済ませて、夕方からは「冬の京の旅」期間中に行われる高台寺「夜咄
」へ.... 今日が最終日って事前に予約を入れておいて正解☆です。 夜咄では点心が振る舞われる事になっていて、それでも、初めて夜咄に参加、点心とは?一体どの程度の量なのか?そして旅のガイドブックに載っている「いづ重」も気になるってことで....暖簾をくぐる.....
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中には順番待ちの人、人....
@0@;;もう三時も廻っているのに、ランチの列が未だ終わってないのか?と慌ててしまう!が早合点(笑い

お土産を待つ人達でした☆
「サバ寿司 食べて行きたいんですがー」の問いに「なんとかー」の返事

細長ぁ〜い店内の奥に進み、空いてるテーブルに座る。
「なんとか」ってことは時間かかるのか?とか思いながらも一人分を二人で分けるか?それともチャンと一人分づつ食べるべきか??点心の事が頭の隅をよぎった気はしたが....(笑い
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待つ事・・・・・二三分@0@ って言うのは少し大袈裟だけど、入口のカウンターの下にあったお土産用のサバ寿司を奥に持って行って、食べ易い大きさに切って古い絵皿に装って持って来てくれただけ! ただそれだけ!!それだけなのに

旨いっ、旨いっっ 馬過ぎ←違う旨杉馬過ぎです☆

そっとお皿をテーブルに載せ「昆布を剥いて食べた方が良いです。昆布は食べられます」とそっとささやいて立ち去る男、お茶をテーブルの隅っこに置いて....

ニンマリ、切り口のサバの身の厚さに見とれる。サバの薄紅色に思わずゴックンと喉が鳴る。
おしぼりで手を拭いて、昆布の端っこを探す、見つかる剥く、おそるおそる切ったサバ寿司をつまむ親指と人差し指だけでは心もとなく感じる厚さ、そこで中指もそっと添える。
口にそっと運ぶ「お酢」の香りがしたようなしなかったような、そんな事はどうでもよくて「あんぐり」と、でもそっとこぼさない様に注意しながらかぶりつく。旨い、んまーい旨い☆
酸味と甘みとうまみと後....とにかく旨い。ご飯もしっかりむっちり押し寿司だからか?とかそんな事どうでもよくって、一人六切れのサバ寿司を半分残そうか(夜咄の点心が気になっている)と頭の隅っこで考えているのだけれど、先に口にしたサバ寿司のゴックンのその味が喉の奥の方の胃袋の入口の辺りで未だ残っていて、この味を忘れないうちにもう一切れ食べたいって気持ちが湧いて来て、頭とは別に勝手に右手がもう一切れつかんでいて.....
なんでこんなに旨いんだーとか思いながら二人は黙々と食べて、それでも理性が働いて二切れづつお土産?に包んでもらって持ち帰る「幸せな気持ち」


by tutino-oto | 2009-03-15 23:33 | 『う』の字 | Trackback | Comments(1)
Commented by tutino-oto at 2009-03-23 17:27
k美さま。
↑いづ重さんの味に「母感激」でした。ごちそう様でした☆
そして「吉膳さん」もアップ完了です。あの日本酒の名前覚えてますか?
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